モーツァルト:ドン・ジョヴァンニ クリップス=WP; シエピ(Bs) 他 (DECCA・3CD)
曲目・演奏者
●モーツァルト:
「ドン ジョヴァンニ」K.527 全曲
■チェーザレ・シエーピ(Bs:ジョヴァンニ) フェルナンド・コレナ(Bs:レポレッロ) シュザンヌ・ダンコ(S:アンナ) リーザ・デラ カーザ(S:エルヴィーラ) アントン・デルモータ(T:オッターヴォ) ヒルデ・ギューデン(S:ツェルリーナ) ヴァルター・ベリー(Bs:マゼット) クルト・ベーメ(Bs:騎士長)
ヨーゼフ・クリップス指揮 ウィーンpo ウィーン国立歌劇場cho
ディスク・データ
CD// 海外盤 {ADD} DECCA (UNIVERSAL)*478 1389 (3枚組)
発売:09年/録音:1955年/収録時間:44+64+58分
△ヘリテイジ マスターズ・シリーズ △ブックレットは横四つ折 (ライナーノート. 歌詞掲載なし)
△ディスク中心部の刻印=MADE IN GERMANY BY EDC
コンディション
◇ディスク:1)A-/ 点キズわずかにあり / 外縁に小キズ少しあり,2)A-/ 小スリキズ少しあり,3)A〜A-/ 点キズわずかにあり
◇ブックレット:A-/ 小シワわずかにあり(強め)
◇プラケース:B+ ◇フロント&バック・インレイにシワ少しあり(フロント強め)
録音データ・その他
☆1955. 6 ウィーン・レドゥテンザールにおける録音。(P) ヴィクター・オロフ,ピーターアンドリー、(E) シリル・ウィンドバンク,ジェイムズ・ブラウン。
−モーツァルト生誕200年を記念して録音されたもの。クリップス&ウィーン・フィルはやや微温的に響くものの (デッカの音の傾向によるところもあるのだろうと思いますが)、何はさておき 不世出のドン ジョヴァンニ歌い シエーピのセッション録音ということで、不滅の価値を持つ録音。深々として音吐朗々、そして大変セクシーな歌はまさに豪放磊落、英雄的でカッコイイ ドン ジョヴァンニそのものです。さらに他の歌手も素晴らしい!コレナのレポレッロはこすっからい小市民そのものという歌でドンジョと見事な対比をなし、デルモータもその鼻にかかった甘ったるい歌で、カッコつけるばっかりで結局なんにもしない貴族オッターヴィオを見事に表しています。一方フランスの名花ダンコは録音が多いわけではないだけに貴重。小粒ながら楚々とした美しい歌を聞かせてくれます。またギューデンの甘い蠱惑的な歌はコケティッシュなツェルリーナそのもの。シエーピばかりが讃えられがちな録音ですが、これほど個性的で しかも役柄にはまった歌を揃えた録音は他にないと言えるのではないでしょうか。−1955年録音ながらステレオ録音で残されたことも幸運でした。
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