{SACD / SHM}　ワーグナー：パルシファル　クナ＝バイロイト； トーマス(T) 他 /62年L （UCGD9055・3CD）

曲目・演奏者

●ワーグナー：
「パルシファル」全曲

■ジェス・トーマス(T：パルシファル)　アイリーン・ダリス(MS：クンドリー)　ジョージ・ロンドン(Br：アンフォルタス)　ハンス・ホッター(Bs：グルネマンツ)　マルッティ・タルヴェラ(Bs：ティトゥレル)　グスタフ・ナイトリンガー(Br：クリングゾル)　ゲアハルト・シュトルツェ(T：小姓のひとり) 他
　ハンス・クナッパーツブッシュ指揮 バイロイト音楽祭o　同cho

ディスク・データ

SACD// 国内盤 {ADD} Un−DECCA＊UCGD-9055〜7 (3枚組)
　発売：17年／定価：10560円／録音：1962年LIVE／収録時間：107+68+73分
△SACD STEREO / SHM仕様 / DSD　△歌詞掲載なし
△ライナーノート：D. クック，W. ハース，B. J. デルフス (和訳)

コンディション

◇ディスク：1)B-〜C+/ スリキズ部分的にあり(長め / 強め含む＊全編動作確認済)，2,3)A
◇ブックレット：A-/ 裏表紙に薄汚れ少しあり
◇プラケース：B+　◇長オビ：B/ シワ部分的にあり(強め含む)

録音データ・その他

☆1962. 7, 8 バイロイト音楽祭劇場におけるライヴ録音。−クナッパーツブッシュの代表的な録音であるばかりでなく、この作品の永遠の名演奏でしょう。滔々と流れる大河のような演奏ながら音楽が弛緩するはありません。バイロイトのオケは寄せ集めだけあって粗さはありますが雄渾。オケ・メンバーには特別な機会での演奏にやる気と高揚感があったのではないでしょうか。−歌手たちについて出来がどうのこうのということが無意味に感じしてしまいますが、そういえばこの演奏の歌手の批判を読んだ記憶がありません。ここまで神格化された録音というのは他にないのではないでしょうか。なおこの録音でしか聞いたことがないダリスは1961年にバイロイトに初出演してクンドリーを歌い、この役を歌った最初のアメリカ人となった歌手です。