ラヴェル：ダフニスとクロエ全曲　デュトワ＝OSM （LONDON）

曲目・演奏者

●ラヴェル：
｢ダフニスとクロエ｣ バレエ音楽全曲

■シャルル・デュトワ指揮 モントリオールso　同cho　ティモシー・ハッチンズ(fl)

ディスク・データ

CD// 海外盤 {DDD} LONDON＊400 055-2
　発売：82年／録音：1980年／収録時間：56分
△ディスク中心部の刻印＝MADE IN USA BY PDO　△プラケース＝ハード・タイプ

コンディション

◇ディスク：B+/ スリキズ部分的にあり(小さな強め含む) / 内縁にスリキズ少しあり(強め)
◇ブックレット：A-/ 小シワ少しあり / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース：B　◇バック・インレイ白地部分に軽い変色あり / 背表紙の色地部分(青と赤)に軽い色あせあり

録音データ・その他

☆1980. 8 モントリオール・聖ユスターシュ教会における録音。(P) レイ・ミンシャル、(E) ジョン・ダンカーリー。
−カラフルでエレガントなサウント、軽妙なリズム感。CD初期時代、まさに “フランス風” をそのまま音にしたようなデュトワ&モントリオール響に、音楽ファンはとりこになりました。彼らが初来日した時のレコ芸誌のインタビューで、インタビュアーが ｢録音どおりの音でした｣ と言っていたことを今でも覚えています。デュトワは確か「録音で魔法を使っているわけではありません」などと言っていました。この「ダフクロ」もスマートな音楽運びを基本にしながら、物語としてのメリハリ、ドラマティックなダイナミズムは十全で、デュトワ、結構燃え上がっています。
−デュトワは 2025年11月 N響の定期公演のために来日。なんと89歳です。この曲を演奏する模様をテレビで見ましたが、89歳とは思えないしなやかで情熱的な指揮ぶりに感嘆しました。わが母の1歳上だとは…。先年 セクハラ問題で相当な心労があっただろうことを思うとますます驚かされます。