モーツァルト:管楽協奏交響曲K297B,ob協奏曲 ホリガー(ob) 他,マリナー=ASMF (PHILIPS)
曲目・演奏者
●モーツァルト:
[1] (レヴィン編) 協奏交響曲 変ホ長調 K.297B (fl, ob, hrn, fg)
[2] オーボエ協奏曲 K.314
■ハインツ・ホリガー([1,2]ob, [2]指揮) [1]ネヴィル・マリナー指揮 [1,2]アカデミー オヴ セイント. マーティン- イン- ザ- フィールズ [1]オーレル・ニコレ(fl) ヘルマン・バウマン(hrn) クラウス・トゥーネマン(fg)
ディスク・データ
CD// 海外盤 {DDD} PHILIPS*411 134-2
発売:84年/録音:1983年/収録時間:48分
△ディスク中心部の刻印=MADE IN W. GERMANY BY PDO
コンディション
◇ディスク:A-〜B+/ 小スリキズわずかにあり / 内縁にスリキズあり / 線状のプレスムラ1本あり // レーベル面中心部にスリキズ少しあり
◇ブックレット:A-〜B+/ 小シワ少しあり(強め) / ジャケ面に薄汚れ少しあり / 白地部分に軽い変色あり
◇プラケース:A-〜B+ ◇バック・インレイ白地部分に変色あり(軽め)
録音データ・その他
☆1983. 7 ロンドン・ヘンリー・ウッド・ホールにおける録音。
−[1]は cl, ob, hrn, fg の独奏で知られる協奏交響曲の編曲版で、クラリネットの代わりにフルートが使われています。従来のクラリネット版は長年 疑作扱いでしたが、1974年 ロバート・レヴィンらはコンピュータを使った研究によって、クラリネット版はモーツァルトがパリのコンセール スピリテュエルに書いたという記述があるフルート入り協奏交響曲からの編曲であると結論付けました。ただしオケ・パートがモーツァルトの書法とかけ離れているとして、おそらくクラリネットを含むソロ・パートの譜面のみが残り、後世の誰かがオケ・パートを書いたのだろうと推測。レヴィンはさらにコンピュータを駆使してフルート・パートとオケ・パートを分析、本来あるべき姿の復元をおこないました。−モーツァルトが実際に書いたものにどれだけ近づけたのかは誰も知ることは出来ませんが、第1楽章冒頭 主題提示部からスッキリ。またフルートに替えられたこと、そしてマリナー&ASMFの明快・明朗な演奏が、従来の重厚・混沌の音楽に風通しをよくし、隅々にまで光を当てたかのよう。第3楽章最後の変奏の変わり具合も その前のオーボエによる大きなアインガングとともに聞きものです。またホリガーをはじめとする4人のソロも最高の布陣で、これ以上ないお手本のような演奏に仕上がっています。
−一方 [2]は小ぶりながらともかくウマイ。繊細、チャーミングで、両端楽章のカデンツァの他、アインガング, 装飾音も素敵。しかし第2楽章はデリケートを極めた美しい歌に満ち 聞くたびにホレボレしてしまいます。
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