プーランク：牝鹿，ミヨー：世界の創造，デュティユー：狼　プレートル＝OSCC （CDM763945）

曲目・演奏者

●[1] プーランク：｢牝鹿」組曲 (5曲)
[2] ミヨー：｢世界の創造｣
[3] デュティユー：｢狼｣ (バレエによる交響的断章) (3曲)

■ジョルジュ・プレートル指揮 パリ音楽院o

ディスク・データ

CD//海外盤 {ADD} EMI＊CDM 7 63945 2
　発売：91年／録音：1961年／収録時間：52分
△フランスのエスプリ・シリーズ　△ディスク＝Made in Germany / SONOPRESS刻印あり

コンディション

◇ディスク ：A-/ 内縁にスリキズあり
◇ブックレット：A-〜B+/ シワ, ツメ咬み痕少しあり(小さめ / 強め) / 小キズわずかにあり / 白地部分に変色あり(軽め)
◇プラケース：A-　◇バック・インレイにシワ少しあり(小さめ / 強め) , 白地部分に軽い変色あり

録音データ・その他

☆1961. 10 パリ・サル ワグラムにおける録音。(P) ルネ・シャラン、(E) ポール・ヴァヴァスュール。
−3つのフランスのバレエ (からの音楽) を集めたもの。作曲は [2]1923年、[1]1924年と同時代ですが、[3]は1953年。ローラン・プティ・バレエ団のために書いた作品で、狼と人間たちの織りなすドラマ。｢美女と野獣」を思わせます。水際立った楽想、華麗なオーケストレイション、素晴らしい作品です。狼の鳴き声を模したと思われるサキソフォンによるフレーズが印象的。[1]では牝鹿の鳴き声が模されていますので面白い組み合わせです。−いずれも個性的で魅力的な作品を、プレートルとパリ音楽院管が、繊細さよりも勇み足気味の積極的な表現意欲で聞かせてくれます。これらの曲が「クラシック音楽」としておさまる前、斬新なバレエ音楽であった頃のヴァイタリティと猥雑さを聞くようです。